ATM

dechidon2005-04-23

京王電鉄が駅構内にATMを20台増設すると発表した。
2006年度中には41駅71台のATMを配備するらしい。運営は、東京都民銀行だ。「京王駅ATM」
小田急では、横浜銀行のATMがすでに全駅に置かれている。名称は、「ステーションATMプラスバンク」
京急新生銀行の運営で、主要駅・抽象駅にもほとんど配備。基本的に手数料無料が魅力的。「京急ステーションバンク」
このATM、先行していたのは阪急の「PatSat=パッとサッと」。池田銀行東京三菱銀行では手数料無料だ。
ネーミングだけ見ると、やはり阪急、関西系の方が一歩進んでいる。
JR東日本は「VIEW ALTTE(ビュー アルッテ)」を展開し、ビューSuicaの他、郵便局や新銀行東京http://www.sgt.jp/index.html)のカードが使える。さらに報道によればみずほ銀行とも提携したようです。地域通貨であるSuicaとの連携が図れているJR東日本のATM端末は、すでにATMの域を超えているようです。JALとの提携もありますし。
http://www.mizuhobank.co.jp/company/release/2005/pdf/news050328.pdf

沿線価値向上の視点で見た場合、駅は結節点であり、その駅にATMがあるのは、大変ありがたいことです。可能であれば、どの銀行でも手数料無料で使えるとありがたい。特定銀行が運営を任されるのは仕方ないかもしれないが、多くのお客さまの支持を得るためには、それはどうなのでしょう。
駅から離れた住宅地に住むとある主婦は、近くに銀行がないため、コンビニで手数料を支払って現金を下ろしている。駅前に出る機会の少ない住民は、「手数料の方が交通費よりも安い」という理由でそうしているのだ。そう考えると、「利便性に手数料は当たり前」と捉えたほうが良いだろうか。悩むところです。
※写真は、品川駅構内。みずほのATMもあります。(4/24追加)