発電床

dechidon2008-02-01

JR東日本が東京駅八重洲北口改札付近で「発電する床」の実証実験を行っている。
改札を入ったところが、工事中のようなイメージになっているので、何かと思ったが、脇にある『「発電床」実験中』と書いてある装置を見て、報道を思い出した。
圧電素子を使い発電するようだが、改札から階段を上りさらに数メートル、都合90平米もの面積を使いながら、一日に100ワットの電球を80分点灯できる程度しか発電できないらしい。
実用化段階で「Suica専用自動改札機一台分を稼動させるための補助電源」程度。
エコロジーな話ではないようだ。
開発にかかわる費用、努力、資材を他に回したほうが環境に良いのではないか。
他にもエネルギーを節約できる分野があるのではないだろうか。
なぜ、これに取り組んでいるのかが分からない。更なる技術的進化が期待できるのだろうか。