京王ほっとネットワーク

dechidon2007-07-20

京王電鉄が「沿線住民のよろず相談所」として「京王ほっとネットワーク」という施設を高幡不動駅に作ったというので見に行った。
高幡不動駅の二階に小学校の教室よりやや狭いスペースを使ってそれはあった。外には、クリーニングロッカー、中にインターネットもできるOAスポット(10分100円)やカラーもできるコピー機、他10人程度が入れる会議室と壁際には、京王沿線の様々なパンフレット類。担当者は二名。
夕刻、見に行くと学生がコピーとPCを扱っている他はお客様はいない。
この設備だけで利益を出す環境にはない。行政の窓口は、同じフロアにある。
うーん。
私は、エリアマネジャー的な動きを特定の電鉄社員が果たすべきだと思っている。「待ち」で情報発信するのではなく、「攻め」で情報収集と発信をすべきだと思う。この施設を作ることで、沿線住民の意見を吸い上げています、がんばっています、で終わってはいけない。エリアマネジャーのような人が地域との関係を築き、その上でこの場所があるのなら、かなり有意義かも知れない。地域の情報っていっても、行政のちらしに書いてあるようなものでは意味がないし、電鉄からの発信だけでも意味はない。地域情報というなら、小中学校の行事やら住民が何らかの形で関われる様々なイベント、サークルなどの紹介をしていくなどいくらでもやることはあるとおもう。