2005-06-01から1ヶ月間の記事一覧

愛乗列車

余り話題にはなっていないが、JR北海道のやっている「愛乗列車」は秀逸のイベントではないかと個人的に思っている。「あいじょうれっしゃ」であって、「あいのりれっしゃ」ではないが、意識したことは間違いない。 http://www.jrhokkaido.co.jp/press/2005…

福知山線、運転再開

19日始発より、福知山線(宝塚線)は復旧、運転再開しました。 ダイヤを少々いじり、ATSを新型に換えただけで、この事故の原因は、ほとんど解決されていません。問題となる運転士の習熟度合いや人手不足、現業と本社の壁などの人的課題を積み残したままで…

新宿駅のSuica対応キヨスク

新宿駅山手線外回りの最も南より通路を降りたところに、Suica対応のキヨスクがある。なんと、お客さまが自分で商品を手に取り、スイカの読取装置にそのバーコードをかざし、Suicaで決済するというシステムになっている。もちろん、社員もいるので現金払いも…

小田急改善報告書を見て考える4

<現業との信頼関係を回復する> 「従業員との信頼を築くこと」 「そのために、従業員の意見に耳を傾けることを管理者の仕事のひとつとすること」 「誰が偉いかではなく、何が仕事かで議論できるようにディベートの概念を企業全体に広げること」 「現場に密…

小田急改善報告書を見て考える3

<制度でカバーしてはならない> 多くの不祥事は、制度や人事で改善されたように見えてしまいますが、変えなければいけないのは風土であって、制度ではありません。それは、同じような制度を持っていても、不祥事が起こる企業と宗でない企業が出ることでわか…

小田急改善報告書を見て考える2

<グループシンクの恐ろしさ> 「グループシンク」に陥ってしまうことの恐ろしさを感じます。 組織の中、同じメンバーだけで話し合っていると、道理にはかなわないような誤った意思決定をしてしまうことがあります。これをグループシンク(Groupthink)と言…

小田急改善報告書を見て考える1

昨日、東京商圏取引所に対して、小田急電鉄より「改善報告書」が提出された。 http://www.odakyu-group.co.jp/release/20050520/img/050613pdf/01.pdf 10日に就任した大須賀社長名だ。 「今回の問題の発生原因としては、企業経営の大前提となるコンプライア…

JR東海のICカード実験

2007年度内の実施を目指して、JR東海がICカードの実証実験を始めている。 8月末までの予定で進めているようだが、とりあえず社員100人だけ。 エクスプレス予約のお客さまは、一日2万人を越え、これからも増えるだろう。利便性の向上を考えれば、このシステ…

コンビニ事業

駅の売店が、コンビニ化していく様子に関しては、 http://d.hatena.ne.jp/dechidon/20041220 にも書いた。西武電鉄などは、子会社ではなく、自社で駅売店を経営し一部をコンビニタイプに変えている。他にも、東急系列でもコンビニタイプがある。京王もK-S…

東急電鉄がニュータウン再生

東京急行電鉄は、自社が分譲した住宅や土地をリフォームし、販売する事業を始めたらしい。 (朝日新聞2005年6月6日) 田園都市線や東横線では、分譲後、50年を越えるような土地もあり、建物も古くなっている。地域の高齢化も進み、再活性化するには、住民層…

服装の意味1

交通企業に制服は必要だ。 尼崎の事故以来、大阪駅周辺に腕章を巻いた非現業職員がいるが、なんとなく臨時っぽくて、頼りにならない。そういうイメージがある。しかし、制服を着ると、それがアルバイトであろうと、プロっぽく見える。 制服の持つ力とはなん…

秋葉原にアトレヴィ

秋葉原駅の昭和通口に新しいアトレがオープンした。飲食専門で「アトレヴィ」と名前も変えている。 やや小ぶりのアトレで飲食店のみが入っている。ためしに、昼食を食べに行ったが、混んでいたので断念。 入り口で案内の係員が、三階までは、階段で上って欲…

小田急電鉄グループの虚偽記載のその後3

小田急電鉄とグループのコンプライアンス体制については、下記に書かれている。 http://www.odakyu-co.com/risk/odakyu-compliance.html#organization http://www.odakyu-co.com/risk/compliance.html 結局、これは機能しなかったということだ。研修すべきだ…