2006-02-01から1ヶ月間の記事一覧

井原鉄道から第三セクター活性化を考える5

接客の運動もやっているようだ。 挨拶のオアシス運動の張り紙、「ありがとうキャンペーン 笑顔を乗せてありがとうございます」などが事務所に張ってあった。 サービスの改善・向上によるファン客作りは、現場最前線の社員の動きにかかっている。開業6年目で…

おもてなしの達人

箱根町は、今年度、山内でサービスに長けた人を「おもてなしの達人」として認定した。 http://www.hakone.or.jp/japan/tatsujin/ http://www.kanalog.jp/news/local/entry_19157.html 観光業は地域全体で支える者であり、リピーターを確保するには新しい魅力…

岡山のパーク&ライド

岡山駅のホームで線路上に岡山駅のパーク&ライドの広告を発見。 調べて見ると、岡山駅だけで64台もの駐車スペースを確保している。東京・横浜までの往復切符を買うと、最大三日間、駐車できるらしい。岡山だけではなく山陽新幹線沿線でこのサービスは提供さ…

門司港レトロ3

地域の各建物は、どれも風格があり、楽しめた。旧税関や九州鉄道記念館など、どれも古い建物をそのまま使い、中を見ることができる。この地が出光興産の発祥の地であることから、出光の美術館もある。 全体としては、よく保存されていると思う。商店街もやや…

門司港レトロ2

駅から外に出て一番驚くのは、高層マンション「レトロハイマート」というマンションが建っていることだ。マンションだが、観光用に展望室が設けられ、その地点で103メートルということだから、かなりな高層マンションだ。そこに住む住民の眺望を確保するため…

門司港レトロ1

門司港周辺は、「レトロ地区」として整備されている。旧門司税関、旧門司三井倶楽部、旧大阪商船などの歴史あるビルが船だまり周辺に残されている。JR九州の鉄道記念館もこの地区にあるし、他にも今も営業で使われている山口銀行の門司支店など情緒ある趣…

井原鉄道から第三セクター活性化を考える5

他ではやっている増収策はいろいろある。考えられるのは、 パーク&ライドの促進。通勤定期+駐車場で販売する。駐車場を無料にはしない。時間貸しもする(一日500円くらいでも。ボランティアの管理人なら確保できるだろう)。 定時ダイヤ化。 飲料の自動販…

井原鉄道から第三セクター活性化を考える4

国鉄民営化前に完成せず、最初から第三セクターとして開業すべく工事が続けられ、開業した路線。全長、41.7キロのうち、23.8キロが橋梁区間、すなわち、高架になっている。用地買収や騒音など様々な課題があったからだろうが、保線や設備維持を考えると、な…

井原鉄道から第三セクター活性化を考える3

車内放送は、基本的に自動。ワンマンなので、料金の収受は運転士が行う。整理券とは別に乗車証明を発券する機械もあった。 今回、一日フリー切符で回ったため、私自身は、料金を社内で支払っていない。 社内で観察をした限りでは、他の乗客は、整理券で料金…

下関駅の火災跡

下関駅で途中下車。 すでに、焼け跡は更地状態。鉄筋部分で焼け残った建物横で、ショベルカーか動いている様子は、火災後というより、もう建設現場。撮影した横断歩道の壁は、火災の後も生々しく、塗料が鉄板からところにより剥げ落ち、場所によっては膨らん…

井原鉄道から第三セクター活性化を考える2

本社脇の工場・停車場には、7台の車両があった。”夢 やすらぎ”号もあったが、それを除いても6台がこの時間遊んでいることになる。資料では、保有車両は、合計12両とある。おそらく、日中走っているのは、4台〜5台だ。朝夕は一時間に上下各2本走っている上、…

井原鉄道から第三セクター活性化を考える1

第三セクターの井原鉄道に行ってみた。 閑散線区であるがために、第三セクターとして営業している鉄道会社のあり方を考えたくて、見に行った。一日掛けてゆっくり見て回れればよかったのだが、残念ながら3時間程度しか時間はなく、井原鉄道の本社の有る早雲…

近鉄ステーションサービス、吸収へ3 そこから考える

サービス部門を再統合する近畿日本鉄道。産業界を見渡してみると、似たような事例がある。 メーカーでは、サービス会社を分離した後、再度統合している。たとえば、富士電機HD。ホールディングスを設立するときに、従来のサービス会社であった富士電機シス…

クレジット専用券売機

改装・改築中の新横浜駅に、クレジットカード専用のATVが出来ていた。エクスプレスカードだけではなく、すべてのカードが使える機械だ。その数、6台。 7時30分頃、新幹線に乗る前の5分間観察した間に、4人が利用していた。 もちろん、みどりの窓口にある…

近鉄ステーションサービス、吸収へ2

阪急電鉄他、駅サービスを分離した鉄道会社は他にもある。阪急電鉄では、阪急レールウェイサービスの契約社員の車掌も出てきている。 東急電鉄のように中途社員を採用する動きもある。 近鉄のように今になって、乗務員養成にも問題が出る、として元に戻すな…