2005-02-01から1ヶ月間の記事一覧

交通企業と個人情報

個人情報保護体制を現場に 交通企業の持つ個人情報は 定期券発行に伴う氏名・住所・勤務通勤先等 忘れ物を届けたりした際の記録 の二点が主なものです。 それ以外には、 クレジットカードで定期や優等列車を売っていれば、そのクレジット情報 優等列車を売っ…

サービスシンポジウム

JR東日本、四国、九州などでは、サービスシンポジウムと呼ばれるものが年に一度、開かれている。その内容を見ると、 幹部挨拶 全体の施策報告 現場社員の取り組み発表 社外のサービス先進企業やコンサルタントの講演 というのが全体の一般的な流れだ。いく…

高松琴平電気鉄道を考える3

何を特徴とするのか? 各駅を回ると駅名表示に旧字体である「驛」を用いている駅(元山驛、琴電屋島驛など)があります。また、大正時代に製造された車両を現在も使っていることでも有名です。鉄道ファンには、垂涎の路線ではないかと思う。 沿線住民にとっ…

箱根の魅力付け

5000系VSEへの期待 箱根町の調査によると2003年度に箱根町を訪れた観光客は、1932万8千人で、これは前年の0.8%増らしい。宿泊客数は462万4千人で、前年比1.4%の減少。増えているのは日帰り客で、日帰り温泉が人気らしい。しかし、ピークの1991年には2247万…

高松琴平電気鉄道を考える2

ICカードの発行とこれから JR東日本の「スイカ」と同様のカード、「IruCa イルカ」を出したのは今年の2月2日。すでに18000枚以上が売れたらしい。駅で観察してみると、定期券から変更したと思われる通勤・通学客はそれほどでもない。これは、紙のカード…

高松琴平電気鉄道を考える1

不動産部門を持たない私鉄 なんと、私鉄経営の要であるはずの不動産部門がない。経営破たんしたために、そこから撤退したのかと思ったが、そうではなく、前からないのだ。 どうやら、戦前、宝塚などを見習い、少女歌劇団や演劇場などをつくったり、四国であ…

公聴ボックス2

<回答を駅に張り出す琴電> 高松琴平電気鉄道では、お客さまからのご意見の回答を駅に張り出しています。 読むと、多くは、「ご理解ください」的な要望にこたえられない理由となっています。交通企業の宿命か、個々人の個別の要望には答え切れないものが多…

公聴ボックス1

<お客様の意見を聞く箱1> 各社で用意されています。 しかし、ボールペンがない、記入する紙がない、あっても落書きされているのがほとんどというところもありました。明らかに、日々、チェックされていません。また、出札そばにあり、なんとなーく、匿名…

ホテル経営

小林一三が第一ホテルの創業に携わったのは有名な話です。 その系譜か、鉄道会社はおおむねホテル経営をしています。 交通企業にとってのホテルの意味合いは、 1.観光地への宿泊誘引・魅力付けをする(観光ホテル機能) 2.沿線住民や企業の冠婚葬祭・会…

駅前オブジェ2

名古屋駅太閤口にあるオブジェは、「沐浴」という名前がついています。台座の上には、弁当と缶ジュースの空き缶がありました。 もうひとつのオブジェは、待ち合わせの人の椅子になっていました。 やはり、場所との関連性がわかりません。由来はないのでしょ…

駅前オブジェ

<文化性をアピール> 駅前に限らず、街中にオブジェや銅像を置くところが結構ある。 富山の駅前には、薬売りの銅像が鎮座している。これまで見てきた中で、もっとも直接的にその地域を特徴付けるのがこの薬売りの銅像だ。 鳥取県境港市の水木ロードは有名だ…