子育て支援
京王電鉄が「子育てサポート」事業に進出するという。賃貸マンションを建て、その一角に「認可保育所」と「学童保育施設」を運営するのだ。わざわざ「株式会社京王子育てサポート」という会社まで作った。
http://www.keio.co.jp/topics/living/main.html
沿線価値向上を目指すときにいかに若い世代に受け入れられる沿線を作るかがポイントになる。その視点から、子育て支援は他に優先してでもなすべき事業だろう。これまでも、電鉄会社が高架下や駅前遊休地を活用して、保育園を運営するという事業は小田急電鉄や京浜急行電鉄にもあった。京王電鉄はそれに加えて「学童保育」を打ち出している点で進化している。小学校低学年の児童を「鍵っ子」にすることは、あまり望ましくないと考える親は多い。
もっとも、少子高齢化の根本的な原因は、女性の高学歴化でもなんでもなく、個人事業主や農家の減少(企業による雇用の割合が増えたこと)が最大の原因だと思っている。かつては、親の働くそばで子供は育ったのではないか。仕事と子育てがほぼ一体化していたと思う。なので、この程度の子育て支援をしたところで、そう簡単には出生率は増えないが、大事な一歩だと思う。
ミッドランドスクエア 名古屋
名古屋駅前に出来たミッドランドスクエアを見に行った。
1Fにカルティエ、ロエベ、ディオール、セリーヌ、ヴィトン、ショーメ、バカラ・・・そして、レクサス。
2F、3Fも私の日常生活には関係のないブランド群。4Fレストランには、どこかで見たことのある店名もあるが、おそらく普段の昼食の数倍はかかりそうなので、入らなかった。
B1Fには、横浜港北東急などにもある富澤商店が。上層階には、レストラン街もあるようだが、やはり高級そうなので行かなかった。
テルミナの人通りと比べると、閑散としているように見えるが、この店並では、仕方ない。
名古屋高島屋の特選部門と対抗する形になっている。開発発表当初、テナントとして、高島屋に対抗する百貨店の名前も挙がっていたが、最終的に名古屋富裕層を名駅付近に引き付ける店をそろえたということのようだ。
5Fの映画館だけを利用することになりそうだ。
高松市 丸亀町商店街の再開発
丸亀町商店街が再開発されたとのことで、見てきた。
高松市街地の延々とつながるアーケード街のなかでも三越近辺であり、やや客層の違う地域だと認識していましたが、今回の再開発でさらにその色は鮮明に。
http://www.kame3.jp/
開発の方式として、定期借地権方式を採用するなど新しい取り組みであることが報道されている。これまでの商店街の問題として、商店主はそこの住民であり、商売がうまくいかなくなり閉店したり、、世代が変わって、勤め人になり、商売をやめても、そこに住み続けることが当たり前だった。それがシャッター商店街を生む一つのりうでもあったが、今回の開発は、所有権を保持させつつ、やる気のある事業者が店を開くという形式だ。商店の上に住宅も開発され、定住人口を減らすことも無く、「高松一、おしゃれな空間」をつくることを目指したように思う。
しかし、これは、三越を有する地域だからこそできたもの。三越に連なる高級感あるテナントが集まったという感じを受ける。このまま、この方式を延々と続くアーケード街に広げることは難しいだろう。
平日の日中だったが、お客様の数は少ない(都会と比べてはいけない?)。紀伊国屋書店でさえ、店員の数のほうが多い。
http://tochi.mlit.go.jp/tosinouti-katuyou/utukusii/type3/marugame/index.htm
高松琴平電鉄IruCaのその後 電子マネー
さらに、電子マネーサービスの実証実験を試しに、片原町駅前のスーパーに行った。
一番駅寄りのレジのみにIruCa読み取り機が置かれ、他の4つほどのレジ(数を数え忘れたがそれくらい)にはない。とりあえず、翌日の朝食とその夜のつまみを買ってみる。
レジの人は慣れているのかどうか、気になったが、「これで」とIruCaを見せると、読み取り機に金額を入力した。レジとはまだ連動していないらしい。手際が悪いということはないので、多少の利用数はあるのだろう。(時間がなくなってしまったので、ここでの観察はできなかった。また行く時間が取れると良いのですが・・・)エディを使うときと同じように、レシートは通常のレシートとカード利用残高の表記されたものの二枚もらえる。
その日、空港からのバスで、兵庫町で降りるまでの間のお客様は、半数程度がIruCaで下車した。地元のサラリーマンには根付きつつあるかもしれない。
http://www.kotoden.co.jp/publichtm/kotoden/press2006-09-22/press2006-09-22.html