駅前オブジェ
<文化性をアピール>
駅前に限らず、街中にオブジェや銅像を置くところが結構ある。
富山の駅前には、薬売りの銅像が鎮座している。これまで見てきた中で、もっとも直接的にその地域を特徴付けるのがこの薬売りの銅像だ。
鳥取県境港市の水木ロードは有名だし、名古屋の街中には「産業彫刻(個人的に命名)」がある
待ち合わせの場所として、東京駅の銀の鈴(今は地下)のように使われてきたところもある。
(モノレール大阪空港駅)
(大阪駅)
(富山駅)
<何のためにおいてあるのか>
少なくとも、駅前芸術は
- 人が集まるにところにあるにふさわしいもの
- 待ち合わせの目標とすべき性格を持つ
- その地域をイメージさせるもの
であることが必要だと思う。何でそこにあるのかわからないような「芸術」はいらないし、どこにあるのかわからないような目立たないものは困る。
しかし、「機能的なものは美しい」という原則だけは知っているので、機能美に関してはそれなりに感じるところはある。「美術は、機能ではなく、無駄なところがポイントだ」ということになると、何もいえない。