福知山線、運転再開

19日始発より、福知山線宝塚線)は復旧、運転再開しました。
ダイヤを少々いじり、ATSを新型に換えただけで、この事故の原因は、ほとんど解決されていません。問題となる運転士の習熟度合いや人手不足、現業と本社の壁などの人的課題を積み残したままです。列車本数・編成車両数を増やすわけには行かないので、混雑は今後も続くでしょう。
変化の兆しも感じます。今回の始発電車には、社長と並んで、労組3団体の代表が運転台に乗務した、と報じられています。現場最前線との接点を強化しようとしているにおいはする。風土改革ということに関して手を打っている証と見ました。
後は人的課題をどうするか。
通勤・通学の再開した、本日以降、どれくらいのお客さまが戻ってくるのでしょうか。
阪急線は、途中駅でドアが開かないくらい込んでいましたが、これでやっと元に戻るのでしょうか。