新大阪駅出札比較4

dechidon2005-07-29

新大阪駅の乗り換え改札や大阪駅の出札には、派遣社員の案内員がいる。
仕事は、有人の出札に並んでいるお客さまを「みどりの券売機」に案内することだ。
新大阪駅にいたこの派遣社員に聞いたところでは、当初は、Icocaの案内だったそうだが、今は有人出札に並ぶお客さまを積極的に「みどりの券売機」に案内していると言う。特に、回数券を持っているビジネスマンを誘導することが多いらしい。
ビジネスマンは「時間が勝負」なので、並ぶより機械の方が良いのはわかるし、その案内をJR西日本の土地の上でやっているのはかまわない。しかし、JR東海の乗り換え改札は、前述のように、看板で隠されたままだ。

(在来線側から撮影。上記の看板の向こうにJR東海の出札はある)
その上で、並んだ人を機械に案内する。もちろん、JR東海の「線の中」にエクスプレス端末もあるし、慣れたビジネスマンはその利便性を買って使っている。
「でも」だ、やはりあの看板は不公平としか思えない。機械に案内するのは良い。しかし、あの看板を残したまま機械に案内するのは、「空きはあるけど、機械を使ってもらった方が私達が儲かるの」と言っているように思える。
さすがに、共同利用の外の出札ではやっていない勧誘行為も、「乗換えでは構わない」ということか。