東急、ローソンと提携、構内コンビニ開発へ

近鉄はAM/PMと提携し、駅構内にコンビニを展開している。もちろん、駅構内の売店までやっているわけではない。
阪神、京阪、南海は「アンスリー」を共同経営している。
http://d.hatena.ne.jp/dechidon/20050612
そして、東急電鉄がローソンと提携すると発表があった。
http://www.lawson.co.jp/company/news/987.html
しかも、東急バスがam/pmフランチャイズで展開しているところでのこの動きだ。
http://www.tokyubus.co.jp/top/company/co_05/am_pm.html
株式会社東急ステーションリテールサービスを通じて、駅構内に出すところがポイントだ。すなわち、JR東日本の「ニューデイズ」型の開発ということだ。
駅構内の流通に外部企業の力を使おうということになる。東急はもともと流通には強いとはいえない。百貨店はただの場所貸し商売と化し、郊外のショッピングセンターは安売り店と並存させている。地域にもっと展開されておかしくないはずのストアの勢いもあまりない。フードショーは成功しているように見えるが、所詮は売れるテナントの集合体で自社開発の余地は少ない。
今回の提携、ローソン側に分があるように思える。もともと、ダイエー資本のコンビニ。関東圏での急展開を図るための手となるか?