近鉄ステーションサービス、吸収へ1

dechidon2006-01-31

近畿日本鉄道は、駅運営子会社の近鉄ステーションサービス株式会社(KSS)を3月1日に吸収合併する。その目的を「組織を一元化し、これまでKSSが直接お客様と接することで培ってきた「お客様第一主義」を鉄道輸送業務全般に浸透させ、駅員から乗務員まで鉄道従業員を一括採用して鉄道固有の技術や知識を継承させることにより、全鉄道従業員の意識と能力を一層向上させ、高質な輸送サービスの提供を実現することが必要であると考えました。」と書いている。
http://www.kintetsu.jp/kouhou/syokenkaiji/files/kssgappei.pdf
KSS設立当初、従来の駅社員を近鉄グループの販売促進要員として、駅業務からはずし、駅売店や関連業務の人間を多く駅業務に残したという経緯があるはずだ。従来の駅風土を破壊するような行為をしたことがここに来て反省された、ということだろうか。