駅張り広告1

<どう張るか?>
 駅の収入を考えると、張るスペースがある限り、張れるだけ張ることが鉄道会社としては求めることとなります。「駅の広告価値」が高ければ高いほど、広告料も高く、多くなるのですが、「駅の価値」を考えると、ベタベタ張ってあるのはどうかと思うのです。
 張るのであれば、より美しく張ることを考えなければいけない。
 最近は、柱や床まで「広告スペース」として生かしているところもあります。


<東急横浜駅の張り方>
 「駅の広告価値」の極めて高い横浜駅で、写真のようなものを見つけました。
 幅7センチくらいの鉄板に直径1センチ程度の穴が開いており、その裏にはゴム状のものがあります。ここに工業用ホッチキス(?)で紙を固定するようになっています。
 この方式の良いところは、美観の維持にあると思います。
 広告が張っていないときは、普通の壁。しかし、広告を張りたいときは、壁をセロテープの「のり」などで汚すことなく貼ることができます。