広島電鉄に乗ってみました1

dechidon2005-03-05

広島電鉄に乗ってみました。
これまで、LRT路面電車そのものにはあまり注目していなかったのですが、環境面などの優位性から見直されている現状もあり、国内の先進地である広電を見たくなり、行ってきました。
宮島線広電西広島広電宮島口)部分が鉄道、そのほかは軌道(路面電車)となってました。
まだあまり勉強していないのでなんともいえませんが、実際、市内を縦横に走る路面電車は圧巻でした。かつては福岡や大阪などで活躍していた車両からローレル賞を受賞した低床LRTグリーンムーバーまで様々な車両が活躍していました。車両を長く使う、という点でも環境にやさしいのかもしれません。効率面やバリアフリーには抵触するかもしれませんが。
乗車率は、日中でも市内は椅子席が満席になり、立っている人もいるくらいなので、そこそこ良いと思われます。しかし、路面電車ゆえに、スピードがないのが気になります。明らかにバスのほうが早い場面がありました。皆実町六丁目〜的場町までの所要時間は11分との表記でしたが、実際に乗ったときには、15分ほどかかりました。その間の距離は地図でみると3キロ程度。安全を考えての速度だとは思いますが、見ていてもなぜ、止まっているのかわからない時間もありました。本線ではそのような感じは受けなかったので、あの路線独自のものでしょうか。
信号システムの問題や多くなってきた自動車との共存の中で、障害が出てきたものではないかとも思います。軌道ではなく、鉄道部分は「路面電車の仕様でこんなに早く走ってもいいのか?」と思えるスピードだした。
今後、路面電車LRTも注目して考えてみます。

(今回、行く前に参考にしたURL http://www.urban.ne.jp/home/yaman/  http://tramway.jp/ http://www.ic-net.or.jp/home/takaiken/index.htm )