渡り板

駅の使いやすさとは次の三つの視点で見ると「これからの都市交通」(都市交通研究会)では分類されている。これからの都市交通―環境を考えた魅力ある都市づくり
視点1:移動のしやすさ(項目的には、乗継ぎ、上下移動、混雑、高齢者・障害者対策)
視点2:案内のわかりやすさ(同様に、構内移動、混雑、高齢者・障害者対策)
視点3:施設の使いやすさ(同様に、駅施設など、ソフト対策、高齢者・障害者対策)

このうち「移動のしやすさ」の「高齢者・障害者対策」でホームから車内への移動に関して、車椅子のお客さま用に渡り板を準備している駅を良く見かける。しかし、これでは、駅社員がいないと話にならない。
そこで、みなとみらい線には、電動でホーム端から板がせり出し、車内につながる装置があるらしいが残念ながら使われているところを見たことがない。大阪モノレールでは、写真のような板が最初から置いてある。これくらいだと、車椅子の人が自力で乗車可能だ。

ポイントは、障害者の方も駅社員の手を借りずに移動できる空間にしていくことだと思う。