公衆電話

dechidon2005-03-29

駅の公衆電話を中部圏中小駅5駅で調べてみました。改札からだいたい50歩以内にあるもの、できれば改札から見えるものだけを対象にみてみました。
電話の種類は三種類、緑の電話、グレーの電話、IC電話。結果、緑:グレー:IC=3:6:1でした。
東西NTTによると、IC電話は平成18年3月までに順次撤去されるようです。IC電話は磁気式テレフォンカードの偽造対策でしたが、携帯電話の普及により、利用数が激減、早期に廃止の憂き目となったようです。プラスアルファのメリット(割引、プレミアなど)もなく、時代が読めなかったと言うことでしょうか。
合計2時間ほど観察した限り、IC電話を使う人はゼロ、テレフォンカードと現金の利用者は4:3でした。二時間でたった7人という結果も驚いたのですが、公衆電話を使う方は、テレフォンカードすら持たず、外出時の非常用の電話として公衆電話を使っていると思われる事実です。よく使うのなら、テレフォンカードも持ちますが、半数近くが10円玉で掛けています。携帯電話の利用者数が増えれば増えるほど、コインを使う人の割合が増えるように思えます。コインの使える電話の方がカード専用より必要になる予兆を感じました。
ちなみに、ICテレフォンカードには、使用期限があります。先日かなりの田舎のためPHS電波が届かないところで、数年ぶりにICテレフォンカードを使ってPC通信しようと思ったら、期限切れで、できませんでした。大変困りました。山を降りるまでの丸一日、メールが見れない、というストレスを感じたのでした。それがストレスになるというのが問題かもしれませんが。