小田急新型車両 VSE 3

dechidon2005-04-14

写真撮影
この春休み、新宿駅では、お客さまのカメラを使って、出発前に写真撮影サービスをしていた。VSE到着前から長蛇の列ができていた。子供には制帽を貸してくれる。
http://www.d-cue.com/cgi-bin/info/pg02348.pl?key=973&info_kubun=d-cue&mode=online
こういう発想が、現場社員の提案で実施されているなら、とてもよいことだと思う。本社や管理者が先手を打って企画してはいけない。

新型車両に伴う車内サービ
コーヒーなどをドリップして運んでくれる「シートサービス」がある。
有機コーヒー」が売りで330円。出発してまもなく、アテンダントの女性が注文をとりに来る。端末で注文を入力、そのままそれが電波で厨房に伝わるシステムになっている様子でした。レシートには席番号がしっかりと印字されています。
しかし、揺れる車内をうまく運びます。かなり練習したのだろうと推測します。
車掌は特急券の発行状況を「セキダス」で確認しているため、基本的に社内改札はない。このセキダス、ロマンスカー@クラブ会員が直前で乗車変更をしてもそれが車掌の持つセキダスに反映されない弱点があった。このため、通勤時のロマンスカーでは、特急券を持たずに空いている席(キャンセルされた席)に座り、特急料金を払わないと言う不正乗車行為が蔓延した。今はこの弱点、解消されたのだろうか。


社内の電光掲示
電光掲示板を見ていると、「晴れていれば、丹沢山系が見えます」(うろ覚え)という案内もあった。
車掌の気の効いたアナウンスなどもある、といううわさを聞いていたが、私が乗車したときにはなかった。
小田原出発直前、運転士が名前を名乗り、挨拶をする。JR西日本の新幹線でも同じようなことが行われているが、それを学んだようだ。

正面の清掃
展望車なので、正面のガラスが汚れていると話にならない。
そこで、どうやら、細かく清掃している様子。清掃している人は、車内清掃とは違う制服を着ています。おそらく、検車担当者です。

さて、春休みも終わり、VSEもだんだんなじんできました。
展望車の切符を手に入れた人は、一番に乗り込み、弁当を広げていました。
これから、VSEのサービスが標準となると、駅も乗務員もさらに一歩レベルアップしなければなりません。そうなることを期待します。
また、私が乗車した車両で少なくとも弁当6個、飲み物14杯は売れていました。これで十分ペイするのではないでしょうか。これが私鉄特急の新しい形となることを期待します。

※写真撮影サービスは、4月29日〜5月8日まで再度開催されるようです。(4/21追記)
http://www.d-cue.com/cgi-bin/info/pg02348.pl?key=1013&info_kubun=d-cue&mode=online