関東圏の女性専用列車

dechidon2005-04-27

JR東日本埼京線で正式に女性専用車両がスタートしました。関西圏・中部圏では、当たり前のように実施されていますが、関東JR・私鉄各社は、「却って混雑を招く」「不公平が生じる」などとして、実施してきませんでした。国土交通省の強力な後押しで各社、実施することになったわけですが、私鉄各社はGW後の実施となっています。
実際にどのようになっているのか、赤羽駅に見に行ってみました。乗換駅であり、混雑状況が一番わかるのではないかと思ったのです。
朝、7時40分ごろの二本を見ましたが、混雑状況は女性専用車両も一緒でした。その隣の車両にも女性客が数人乗っているのが見えました。隣なのに、あえて乗らない人もいることを確認できました。
ホームには整理の係員が看板を持って立っています。しばらく、混乱を防ぐためにいるのでしょう。
「不公平感」の理由となる「混雑状況」は結局理由にはならないようです。さしたる混乱もなく運用されているようでした。
しかし、女性専用列車は上りでは、先頭車両。事故の後だけに、やや、嫌なイメージが付きますね。

JR東日本など首都圏の鉄道10社と東京都、警視庁は「痴漢対策の会議」で「痴漢逮捕の協力者や被害者に「遅延証明書」を発行することを決めた」らしい。これで、摘発が増えるか?は、わからないが、前向きに捉えたい。