福知山線(宝塚線)事故のその後

JR西日本大阪駅阪急電鉄梅田駅の朝の状況を見てきました。
おそらく、非現業の社員(本社の社員、特に営業関係)は総動員されています。大阪駅のホームにさえ非現業の社員を見ました。柱ごとに一人は誰か立っていました。
阪急梅田駅は、通常、朝の時間でさえ有人改札以外では社員を見つけるのが困難なのですが、今回ばかりは、ホームごとに社員がいました。JR西日本の非現業の社員も有人改札には張り付いていました。
おそらく、復旧、通常運行はGW後になると思います。
それ以降も、一度失ったお客様をJRは取り返せるでしょうか。
今回の事故は、鉄道そのものの信頼性を損ねた事故です。JR西日本だけではなく、鉄道各社にお客様の厳しい目が向かっているはずです。わずかな速度超過、遅延、安全確認の怠りを見逃さず指摘するお客様が増えているはずです。
ハインリッヒの法則ではありませんが、複数の「ひやり」の裏には大きな事故の原因が必ずあります。こういう時だからこそ、なおさら、お客様の声の裏には、必ず我々の気づかない怠慢があると考え、真摯にその声を受け止めたいものです。