業務委託駅1
鉄道各社は駅業務を関連企業等に任せているところがある。
ＪＲ各社では、閑散駅を中心にＯＢを中心とした業務委託を行っている。一部の駅では、地元ＮＰＯに委託したり（肥薩オレンジ鉄道）、地元の人（商店）に委託したり（ＪＲ北海道他、切符の販売など）している事例もある。
駅業務委託のために独自に関連会社を持つ例は、調べた限りでは、
- JR西日本＝JR西日本交通サービス ＪＲ西日本メンテック各社（金沢、広島等）
- ＪＲ東海＝新幹線メンテナンス東海 関西新幹線サービック 東海交通事業
- ＪＲ九州＝九州交通企画
- ＪＲ北海道＝北海道ジェイ・アール・サービスネット
私鉄では
その他、私が過去にチェックした限りでは、
琴電（ことでんサービス）、福岡市営地下鉄（委託先不明）、横浜高速鉄道（＝みなとみらい線、京王設備サービスが落札）に委託駅がある。もっとあると思うが、調べきれていない。
多くの場合、その目的は、経費削減にあるのではないだろうか。
本来、駅社員は、出改札業務だけにとどまらず、安全管理・地域の案内役その他など多彩な機能・役割を担っていたはずだ。委託の状況によっては、機能低下は避けられない。
利用者から見た場合、「無人になるよりはまし」ということだろうか。
