業務委託駅2
鉄道各社の関連企業で駅業務を委託されている会社をみると、各社の業務内容、設立時の背景などでいくつかのパターンに分類できる。
社員の異動について
- 従来からあった関連企業に駅業務部門を作る。
- 駅関連の人員をまるごと新規の駅業務関連企業へ移籍・出向させる。
- 関連企業から車掌への登用もある。
業務内容について
- 出改札業務のみ
- 出改札だけではなく、清掃や駅広告まで取り扱う。その他、独自の事業展開が可能な状態。「駅」の資産の有効活用が可能。
- 他社の駅業務も受けえる体制になっている。
事業的には、
などが行われている。
顧客に直に接する場所を持っているため、顧客の声を聞きながら必要な「商い」を広げていくことができるのではないでしょうか。そこで、工夫し、お役に立つことで利益を得ることができれば、仕事が面白くなるのではないでしょうか。
もちろん、別会社にしなくても「駅」の資産を有効活用することは本来可能ではないかと思うのです。
本体と切り離し、利益を独自で出し、それを分配できる組織にならないと現場は動かないのでしょうか。その前に、本社が営業現場に権限を渡さない、ということの方が多いように思います。