遠鉄のカード(ナイスパス)2

dechidon2005-05-22

ナイスパスのデザインは、他社のカードに比べかなり地味。この上に定期の情報などを印字するので、色使いやデザインに制限があるのでしょうが、それにしても、地味。
これまで手に入れた他のICカードにない特徴は、定期でもないのに個人名や性別が書かれていること。一人一枚利用を狙っており、規約にもそう書かれている。ただし、清算時には、一枚のカードで複数人分清算できるようだ。

現在、発行枚数が6万枚を越えたようです。通勤・通学定期の発行枚数がわからないので、どれくらいの割合の定期旅客がナイスパスに変更したのか、定期外ではどうかなどの検討ができていません。
遠州鉄道では、鉄道だけで年間950万人の利用者があるそうです。昨年の統計から民鉄での定期利用は55%程度とすると、1万人程度の定期券利用者がいることになる。鉄道3割、バス7割と推測するとバスには、2万人以上の通勤通学者がいるはず。合わせて3万人強。1月からスタートしたので、定期の切り替えはほぼ終わっているはず。定期外利用でのナイスパスの利用も半分程度はあるという推察が成り立ちます。しかし、新浜松駅で平日の11時頃、乗車する人を20人まで数えましたが、利用者は1名だけでした。バスは見ていません。
琴電でもそうでしたが、バリアフリーの一環として捉えられると普及が進むのではないでしょうか。