エキュート大宮が開業して、二ヶ月余り２

飲食店は、ガラス張り。中が見えないので、込んでいるのか、どんな店なのか、価格はどれくらいか思い図る必要はない。ある意味、安心して入れるので、「おひとり様」向きなのかもしれない。全ての店舗がスイカで決済可能。とはいえ、飲食店クラスならまだしも、服飾系の店では、入金金額限界一杯の1万円台の商品もあり、利用率は低いと思われます。
観察した間に、12組の決済がありましたが、私以外は誰もスイカを差し出しませんでした。利用率は10％にすら程遠いものと推察します。
資料によると、「マーケットアベニュー」が店舗のコンセプト。毎日使いたいものがそこにある・・・と言うことらしい。そういう意味で限りなく「デパ地下」に近い様子は、日々の生活の用を足すためのものと思われます。周辺のそごうや高島屋、ルミネの生鮮・食料品関係の顧客を奪うことは間違いありません。
平日の昼間にそごう地売り場を見た限り、エキュートのお客さま量に比較して、明らかに閑散とした売り場になっていました。多くの店舗で、店員が通路に出ていました。お客さまよりも店員の数の方が多いようです。
　「地域との共生関係を構築し」と書かれていますが、どこまで波及効果を演出できたのかがわかりません。
http://www.ecute.co.jp/company/2nd_02.html