醍醐コミュニティバス2

バス本体は、料金箱もただの箱。機械式ではないし、両替機もない。車椅子を固定するスペースはあるが、リフトはない。料金は、一回200円、一日乗車券が300円の後払い。小栗栖団地西から乗ってきた人たちも一日乗車券を買い求めていた。往復で考えると、一回わずか150円。だいたい往復で利用するはずだから、かなり割安だ。都内なら、210円、カードを使っても、一回乗車は181円程度。料金が利用促進を妨げることはないだろう。
やや気がかりな乗車率だが、課題があるとすると運行本数ではないか。4路線で一時間当たり平日の日中で6本の運行と全体での本数は申し分がないが、一号路線のように一時間に片道１本では、少なすぎるように思う。住吉台が成功した要因の一つに「一時間４本運行」があると思う。需要との絡みもあるだろうが、利便性が高くないと利用者は増えない。