改札のあり方

dechidon2007-05-09

首都圏では、PASMOもスタートし、JR、私鉄では、よりスムーズな改札通過ができるようになったと実感しています。
かつて、切符を回収していた改札ラッチは、ほぼ姿を消しました。今は、「有人ラッチ」「ウィンドウラッチ」と呼ばれる自動改札横の係員詰め所が残るだけになりました。
切符を回収していた頃は、「不正乗車を確実に見つける」ことが改札の最大の役割であったかもしれません。しかし、今は不正乗車がほぼ機械が通しません。それでもなお強行突破する一部の「犯罪者」はいますが、それもほんの一部になったのではないでしょうか。従って、改札係員の役割は、「案内」「安全(安心)」に集約されたものと感じています。
しかし、その中で、その係員が詰める場所が、様々なポスター(手作り含む)や機器で埋め尽くされ、外から見えにくいことがままあります。係員の心理として、「あまり、みられたくない」と感じた上での行動かもしれません。
でも、改札係員の役割が「案内」でり、「安全(安心)」を表現することであれば、見えないのはおかしいと思うのです。ましてや、最初から「見えないようにする」という改札の作り方はわかりません。その会社の顧客思考はどうなっているのか・・・推察ですが、「表に出せないような応対しかできない社員が多いので、ここはできるだけ顧客接点を限り、他の制度や案内専門の人が顧客接点を守る」というようになっているのではないでしょうか。「改札内の機械や現金、資料を外から取られないように囲っている」などの理由がでてくることは重々承知していますがそれは別の問題でしょう。どうも、東京メトロの改札のあり方はわからない。なぜ、このタイプの改札をつくってしまうのか。